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文学全集

完訳ファーブル昆虫記 第7巻 上

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あらすじ・概要

死を知らない虫が死んだふりをする?
虫に「死」という概念はあるのでしょうか。死んだふりをする虫がいますが、「死」を知るはずのない虫がなぜ死んだふりをするのか…ファーブルは疑問に思います。自らの実験でそれを確かめた結果、さて!

【目次】
1章 オオヒョウタンゴミムシ――死んだふりをする殺戮者
(標本図・オウシュウオオヒョウタンゴミムシ)
2章 オオヒョウタンゴミムシの擬死――死んだふりをする虫、しない虫
3章 催眠と自殺――虫は死を知っているのか
4章 石の中に眠るゾウムシ――南仏の古銭と昆虫の化石
5章 ホシゴボウゾウムシ――ルリタマアザミの住人
(標本図・ホシゴボウゾウムシ)
6章 クマゴボウゾウムシ――チャボアザミの住人
(標本図・クマゴボウゾウムシ)
7章 幼虫の食物を知る本能――自分では食べない食物を準備する
8章 カシシギゾウムシ――卵がどうしてドングリの底に届くのか
(標本図・カシシギゾウムシ)
9章 ハシバミシギゾウムシ――実の中で育ち、地中で羽化する
(標本図・ハシバミシギゾウムシ)
10章 ポプラハマキチョッキリ――幼虫の食物であり住まいでもある葉巻を造る
(標本図・ポプラハマキチョッキリ)
11章 ブドウチョッキリ――地中で春を待つ生きた宝石
(標本図・ブドウチョッキリ)
12章 オトシブミ――そのほかの葉巻職人
(標本図・ハシバミオトシブミ)
13章 トゲモモチョッキリ――井戸の底の不思議な煙突
(標本図・トゲモモチョッキリ)